『じわじわ気になる100字の小説』【飼育上のお願い】
なんと『じわじわ気になる100字の小説』の第二弾が出ます。
たぶん、12月17日か18日くらいには、書店に並びます。
『じわじわ気になる100字の小説』という部分は同じで、
その前に「その正体は何だ!?」が付いてます。
第一弾は「その先には何が!?」でした。
だから、略称はそれぞれ『その正体じわ100』『その先じわ100』
ということで。
今回は、へんてこ生き物を中心にまとめています。
『その先じわ100』と同じで130話入ってます。
そしてこれまた同様に前書き代わりの文章をつけました。
内容の説明にちょうどいいので、全文ここに載せます。
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【飼育上のお願い】
この本には、すごく短い小説が130話入っています。どれも、へんてこな生き物の話です。なんだこりゃ、とか、わけがわからない、と感じたりするかも。
こんなにへんてこなのは本物の生き物じゃないからだろう。そう思ってるかな。
でも考えてみてください。身近な本物の生き物だって、なんだこりゃ、で、わけがわからない、なんですよ。見なれているから、なんとなくわかってる気がするだけ。人間という生き物も含めて、ね。
これは、そんなへんてこな生き物たちのへんてこなところやわけのわからなさを楽しむ本です。
ああ、それからこれは大事なことなんですが、じつはね、小説も生き物なんですよ。だからここには、小さくてへんてこな生き物が130匹いるわけです。
ここまでは私が育てましたが、あとは君たちが育ててください。じっくり観察したり、どういうことなのか考えたり、声に出して読んであげたりすると喜びます。そうしてあげると、もっと大きく、もっとへんてこなものに育ちます。
どうですか? 仲良くなれそうですか?
そうなってくれたら嬉しいんだけどなあ。
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以上です。
では、『その正体じわ100』こと
『その正体は何だ!? じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説』を
よろしくお願いします。
第三弾も出したいぞ。