暗闇朗読とは
暗闇朗読隊というものをやっております。
隊とは言っても、私と田中啓文さんの二人です。
何をするのかというと、暗闇で朗読をするのです。
もともと、SF大会だったか何かで朗読をやることになって、会場が照明とか何にもない会議室だったので、なんかちょっとかしこまった企画になってしまいそうなので、まあ暗闇にして田中啓文さんに鳴り物代わりにサックスとか吹いてもらおう、ということでやることになったのです。たぶん10年くらい前です。それからちょこちょこやるようになって、同じ朗読ユニットの「かなたのひ」といっしょにやるようになってからは、毎月やった年もありましたら。けっこう場数は踏んでます。
私はもともと学生の頃、落研でした。それから芝居も、もうなんだかんだで30年近くやってます。この暗闇朗読が、自分なりの落語みたいなものになればいいなと思ってやってます。真っ暗にするのは、布団の中でラジオを聴いてるみたいな感じにしたいからです。
とか、説明してもなんだかよくわかりませんね。
まあライブは観てもらうしかありません。暗闇ですけどね。
田中啓文はよく「おもしろ朗読」と言ってますが、そんなとこかな。
おもしろないぞー、と言われたら、すんません、と言うしかないですが。
まあそういう気でやってます。気楽に観に来てもらえると嬉しいです。